中古車を売ろうと考えている方で、よくペットを中古車に乗せている、という人は査定の前に対策が必要です。
査定のポイントは、中古車種、年式、走行距離、傷やへこみ、そして内部の状態などが基本です。
中古車の表面は塗装や板金で直すことができますが、意外と問題になるのが、中古車内のにおいです。ペットを載せていると、中古車にペットのにおいが染み付きます。飼い主はいつも一緒にいるのでなかなか気が付きにくいのですが、査定業者などに持っていくと、すぐに分かるようです。そして、この中古車内のにおいというのは取れにくく、査定のマイナスポイントになりやすいそうです。
ペットだけではなく、中古車内で煙草を吸う人も注意が必要です。煙草のにおいは染み付くと取れにくく、また煙草を吸わない人にとっては不快なものです。中古車用の脱臭剤などもありますが、長年積み重なったにおいは一朝一夕には取れません。
これから中古車を売ろうと考えている方で、ペットやたばこのにおいについて思い当たる節がある方は、査定に出す前に、消臭効果のあるグッズなどを使って対策を取ることをお勧めします。多少でもにおいが緩和されるだけで、査定の結果も大きく変わってくるかもしれません。